TOTO商品の値上げについて

2022年1月28日にTOTOから発表されていました商品の大幅な値上げがいよいよ2022年10月1日から始まります。

詳しくはこちらをクリック

当店で取り扱うトイレ商品にも大きく関わってきます。

先日TOTOからもう少し詳しい値上げ情報のお知らせがありましたので、お知らせします。

  • ウォシュレット一体型便器 GG1 239,200円 → 256,100円 7.1%値上げ
  • 大便器 ピュアレストQR 102,000円 → 110,700円 8.5%値上げ
  • ウォシュレット ウォシュレットアプリコットF1 115,000円 → 118,000円 2.6%値上げ

その他

  • ピュアレストEX 約8%
  • レストパル 約8%
  • ウォシュレットS/SB 約6%
  • トイレアクセサリー(ペーパーホルダーなど) 約8~12%

といった感じです。

現在もまだ新型コロナウイルスの影響でウォシュレットなどのトイレ関連商品の入手が困難な状態が続いていますが、トイレリフォームをお考えの方は値上げされる10月1日までのリフォームをお勧めします。

今回の値上げの適用は10月1日受注分から適用されますので、9月30日までに注文すれば納品が10月1日以降でも値上げ前の金額が適用されますので、リフォーム工事の発注を9月30日までに行えば大丈夫です。

トイレリフォームやウォシュレットの交換などぜひこの機会にご検討ください。

TOTOネオレスト新商品 | 8月にモデルチェンジします

TOTOがネオレストのモデルチェンジを発表しました。

2022年8月に新商品が発売されるそうです。

新型コロナウィルスの影響で現状ネオレストやウォシュレットなどが通常通り出荷されない状態が続いていますので、新商品についても8月から通常通りの出荷がされるのかは不透明ですが、メーカーサイトなどでも発表されていますし新商品のカタログなども出回っています。

今回はそんな新型ネオレストをご紹介したいと思います。

これまでのネオレストのラインナップ

これまでのネオレストは

  • ネオレストNX
  • ネオレストAH
  • ネオレストRH
  • ネオレストDH

と言ったラインナップで各々の中にさらに機能などによるグレードの違いがありました。

新しいネオレストのラインナップ

新しいネオレストのラインナップはどのようになるのでしょうか?

  • ネオレストNX
  • ネオレストLS
  • ネオレストAS
  • ネオレストRS

以上のようなラインナップになります。

最上位機種のネオレストNXは現状のまま残りますがそのほかは全てリニューアルします。

どのように変わるのでしょうか?

 

ネオレストLS

新しいラインナップの中でもこれまでと最も雰囲気が違うのがこのネオレストLSです。

まず一番に目を引くのがなんと言ってもその見た目です。

これまでのTOTOネオレストにはみられなかったアクセントカラーが目をひきます。

NickelとBlackの二種類。

ネオレストLS【Nickel】

TOTOネオレストLS

ネオレストLS【Black】

TOTOネオレストLS

このアクセントは目立つ場所ではありませんが、トイレの内装に合わせて選ぶことができトイレリフォームの楽しみが増えますね。

 

機能面でも新しい機能が追加されています。

これまでのネオレストにもきれい除菌水の機能はありました。

使うたびに便器内を除菌水で除菌して綺麗にしてくれる機能です。

新しく追加されたのは「便座きれい」機能。

トイレ掃除で気になるのが便座の裏側の汚れです。

これまではこの便座の裏側は掃除してきれいにするしかありませんでした。

新しいネオレストLSではこの気になる便座の裏側も除菌してきれいを保ってくれます。

地味に見えますがこれはとても便利で快適な機能ではないでしょうか?

※便座きれい機能はネオレストLS2の機能でLS1には搭載されていません。

TOTOネオレストLS

価格は

ネオレストLS2が432,000円

ネオレストLS1が417,000円

となっています。

 

ネオレストAS ネオレストRS

ネオレストASは外見上はこれまでのネオレストAHの後継器のように見えます。

対してネオレストRSはネオレストRHのような感じです。

ですが価格的にはネオレストASが上記種として位置付けられているようです。

それぞれ上位グレードに「便座きれい」の機能が搭載されています。

価格は

ネオレストAS2が427,000円

ネオレストAS1が379,000円

ネオレストRH3が369,000円

ネオレストRH2が338,000円

ネオレストRH1が297,000円

となっています。

 

ネオレストLS

ネオレストAS

ネオレストRS

ネオレストRS

 

いかがでしたか?

タンクレストイレの中でも一番人気が高いTOTOネオレスト、新しいネオレストもとても素敵なトイレですね。

これからトイレリフォームをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

TOTO アプリコット | TOTOの最上位ウォシュレットについて

現在、日本においてはその普及率が80%を超えると言われている温水洗浄便座。

その中でも最も有名なのがTOTOのウォシュレットです。

温水洗浄便座自体のことをウォシュレットと呼ぶ人もいますが、実際はTOTOの温水洗浄便座の商品名です。

TOTOはウォシュレット

LIXILはシャワートイレ

パナソニックはビューティートワレ

東芝はクリーンウォッシュ

などなど

各メーカー毎の商品名です。

今回はそんな温水洗浄便座の中から、最も有名はTOTOウォシュレットの特徴などについてご紹介したいと思います。

ウォシュレットの種類

TOTOのウォシュレットは大きく分けると

  • ウォシュレット アプリコット 最新機能を凝縮した最上位モデル
  • ウォシュレット Sシリーズ リモコン操作のスタンダードモデル
  • ウォシュレット SBシリーズ 本体袖のボタン操作のベーシックモデル

の三種類あります。

この中から今回は最上位モデルのウォシュレット アプリコットについてご紹介したいと思います。

ウォシュレット アプリコットの機能

アプリコットには様々な便利で快適な機能が搭載されています。

  • きれい除菌水
  • においきれい
  • きれいサイクル
  • プレミスト
  • フチなしウォシュレット
  • エアインワンダーウェーブ洗浄
  • 瞬間暖房便座
  • オートパワー脱臭
  • やわらかライト
  • 温風乾燥
  • オート開閉
  • オート洗浄

などなど、本当に様々な機能です。

アプリコットの中でもそのグレードによって搭載されている機能が違います。

もちろんお値段も違います。

ですので、これらの機能について知っていただいて、ご自身に必要な機能を選んでいただき機種の選定をしていただくのがいいと思いますので、多彩な機能の中から特に重要な機能についてご紹介します。

きれい除菌水

きれい除菌水とは水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水で、このきれい除菌水でトイレ使用後の便器やウォシュレットのノズルの内側外側を自動で洗浄・除菌します。また、時間が経つと水に戻るので環境にも優しいのが特徴です。

においきれい

トイレの1日の使用時間を学習し、よく使用する約1時間前から作動しトイレ空間の気になるにおいを取り込み、においきれいカートリッジに捕集して脱臭します。におい成分を「きれい除菌水」で洗浄・除菌します。

プレミスト

トイレ使用前に便器ボウル面にミスト(霧状にした水)を自動で吹きかけ、汚れを付きにくくします。

 
エアインワンダーウェーブ洗浄

洗浄ノズルから流速の違う洗浄水を交互に噴出することで水玉を連射します。その水玉に空気を含ませることで、たっぷり感のあるせ洗浄を実現しました。

オートパワー脱臭

使用後は通常の脱臭から吸い込み量約2倍のパワー脱臭に自動で切り替わり強力に脱臭します。

やわらかライト

便器に人が近づくと自動で柔らかい光が点灯します。夜中にトイレに行く際に、トイレの主照明をつけると目が冴えて眠れなくなる方に好評です。

オート開閉

便器に近づくとセンサーが感知して蓋が自動で開き離れると閉じます。手を触れないので清潔・快適で締め忘れもありません。

オート洗浄

便座から立ち上がるとセンサーが大・小の洗浄を座っている時間で判断し、便器の水を自動で流します。流し忘れても安心です。

TOTO アプリコットにはこのように様々な便利な機能が満載です。

アプリコットには最もお手頃価格のF1(メーカー希望小売価格115,000円税抜き)から最も高機能のF3AW(メーカー希望小売価格188,600円税抜き)まで、8種類のグレードがあります。

搭載されている機能によって価格が変わってきますので、各々の機能をよく吟味して、ご自身のトイレに必要な機能を搭載したづれーどのものをお選びいただくと、これからのトイレライフがより快適なものになると思います。 

トイレの便座について | 様々な種類の便座

毎日座っているトイレの便座。

このトイレの便座にもいろいろな種類があります。

今ではかなりのご家庭に温水洗浄便座が設置されています。

トイレリフォームの際には便器だけではなく便座選びも重要です。

ご家族で必要な機能、不必要な機能など取捨選択して各々のご家庭に合った便座を選びましょう。

便座のサイズ

便器自体の大きさで便座取付の穴から便器の先端の長さが変わります。

普通サイズと大きいサイズの二種類で、各々レギュラーサイズ(普通サイズ)、エロンゲートサイズ(大型)と呼びます。

便座もレギュラーサイズ用やエロンゲートサイズ用、どちらでも使える兼用タイプなどがあります。

便座を取付ける穴から便器の先端までは、レギュラーサイズは440mm、エロンゲートサイズは470mmとなっております。

便座の種類

  • 普通便座 最も一般的な便座で、便器の大きさやフタを閉めるときにゆっくりと閉まるタイプなどあります。暖房や温水洗浄がないため電気代もかからず経済的です。
  • 暖房便座 冬場や寒いときにトイレの便座に座ると冷たいのが嫌な方は暖房便座にすると解決されます。脱臭の機能付のものも出ていますし、温度調節もでき、使わないときには電源を切ったりすることで節電もできます。ただ、電気を使うのでコンセントが必要になります。
  • 温水洗浄便座 TOTOはウォシュレット、LIXILはシャワートイレとメーカーで呼び方が違います。最近は賃貸の物件でも元々備え付けられていること多く、商業施設でも多く取り付けられているため多くの場所にあります。暖房便座同様にコンセントが必要になりますが、便座も暖かく、温水で洗えることからとても快適です。最近のものは使う前や使った後に自動でノズルを掃除してくれるのでとても衛生的に保たれています。種類もとても多く、取付のための大掛かりな工事も必要がないことが多いので温水洗浄便座に変更される方が増えています。

温水洗浄便座について

温水洗浄便座は操作スイッチの位置で大きく二つのタイプに分けられます。便座の横にボタンのついているタイプや壁にリモコンをつけるタイプがあります。

賃貸に住んでいて温水洗浄便座をつけたいけれど壁に穴があけられないときは、本体の横にボタンのある一体型のものを選びましょう。

ただ、ボタンが本体についているタイプは便座に座った時に狭く感じたり、掃除のときに奥に手が届きにくく難しかったりします。

そういった場合はリモコンを壁につけるタイプがおすすめです。

そのほかにも、温風乾燥を付けたり、リモコンに洗浄ボタンを取り付けることで使用後に振り返ってレバーで流す動作をしなくてもリモコンで楽に流せるようにすることもできます。

また、トイレに入ると便座のセンサーが感知してフタを自動で開閉するものもあります。しかし機能を付ければその分高くなるので、必要ではない機能は省くことで費用を抑えることが可能です。

ですので同じ温水洗浄便座でもご自身に一番合ったものを選ぶことが大切です。

温水洗浄便座の故障、修理について

温水洗浄便座でよくある故障は

  • 操作ボタンやリモコンを押しても動かない
  • 温水洗浄便座本体から便器を伝わってトイレの床に水漏れする
  • 温水洗浄便座のノズル部分から水漏れする
  • 便座が暖かくならない

などがあります。

多くの温水洗浄便座は本体内部でその機能ごとにユニットと呼ばれる装置に分かれています。

修理の場合は各メーカーのメンテナンスさんを呼んでそのユニットを取り替えてもらったりします。

部分的な修理でも割と高額な修理代がかかってきます。

温水洗浄便座の耐用年数は概ね10年くらいと言われていますので、10年ぐらいを目途に、故障したら新しいものに交換することをおすすめします。

便座一つでもトイレの雰囲気や使い心地は大きく変わってきます。

ご自分にあった便座を選んで、ご自分に合ったトイレ空間にしていただき、毎日使うトイレが少しでも快適になればいいですね。

トイレの種類について | 組み合わせトイレ TOTO ピュアレスト

トイレのリフォームを考える時にどんな便器を選ぶかはとても重要です。

便器にもいろいろあって、おしゃれなものや機能的なもの、低価格のものなど様々です。

どういった点に重点を置いて選ぶかによって最適な便器が決まってきます。

実際に便器を選ぶ際にはそれぞれの便器の特徴や個性を知っておいた方が選びやすいと思います。

前回、前々回とタンクレストイレ・一体型トイレについて触れてきました。今回は最も一般的なTOTOの組み合わせトイレについてお話したいと思います。

組み合わせトイレとは

組み合わせトイレとは便器・タンク・便座がそれぞれ独立しているトイレのことです。

最も多く見かけるタイプのトイレだと思います。

一般的に便器の上にタンクが乗っかっているタイプの組み合わせトイレは便器とタンクのペアが決まっています。

便器はそれぞれその形状などによって、問題なく流せる水量などが決まっています。

ですのでタンクはその便器専用のものが組み合わされているのが普通です。

ですので例えば古い13リットル流すタイプの便器のタンクだけを新しい4.8リットルのものに交換して節水トイレにするなどということはできません。

また、組み合わせトイレは便座も独立していますので、様々な便座をお好みで設置することができます。

便座には大きく分けて

  • 普通便座
  • 暖房便座
  • 温水洗浄便座

の三種類ありますが、この中からお好きな機能の便座を取り付けることができます。

そのため、例えば温水洗浄便座を取り付けていて10年くらい経過し温水洗浄便座から水漏れなどして修理できない場合にはここだけを新しいものに交換することが可能です。

これは組み合わせ便器の大きな利点の一つです。

TOTOの組み合わせトイレにも様々な種類がありますが、その中でも現在のラインナップの中から代表的な二種類をご紹介します。

TOTO組み合わせトイレ
ピュアレストEX

ピュアレストEXの大きな特徴は以下の三点です。

  • お掃除しやすい形状
  • トルネード洗浄
  • フチなし形状

お掃除しやすい形状・・・丸みを帯びたタンク形状に加え、便器側面の凹凸をサイドカバーで覆いました。さらに便座にウォシュレットアプリコットを設置すると、アプリコットと便器の隙間が極力抑えられるように設計されているのでお掃除がぐんと楽になりました。

トルネード洗浄・・・渦を巻くような洗浄で、少ない水で汚れをしっかり洗い流します。

フチなし形状・・・汚れが見えにくくたまりやすい便器のフチ裏を無くした便器形状です。お掃除はサッと一拭きで完了です。

ピュアレストQR

ピュアレストQRの大きな特徴は以下の三点です。

  • お掃除しやすいデザイン
  • 手洗いしやすいボウル
  • コンパクトなタンク

お掃除しやすいデザイン・・・ピュアレストEX同様に便器側面の凹凸をサイドカバーで多い、見た目もスッキリ、お掃除しやすい形状になっています。

手洗いのしやすいボウル・・・これまでのタンクと比べて、タンク上部の手洗いボウルの深さが増して、手洗いしやすく水跳ねしにくい手洗いボウルになりました。

コンパクトなタンク・・・タンクの高さを抑えたことでトイレ空間に広がりとゆとりの空間が実現しました。

上記のピュアレストEXとピュアレストQRが現在のTOTO組み合わせトイレの中心商品です。

この二種類を比較した時の特に大きな違いは

  • タンク形状
  • 価格

だと思います。

この辺りのことを頭に置いて、トイレリフォームの際の便器の選定にお役立ていただければと思います。

トイレの種類について | 一体型トイレ TOTO GGシリーズ

トイレのリフォームを考える時にどんな便器を選ぶかはとても重要です。

便器にもいろいろあって、おしゃれなものや機能的なもの、低価格のものなど様々です。

どういった点に重点を置いて選ぶかによって最適な便器が決まってきます。

実際に便器を選ぶ際にはそれぞれの便器の特徴や個性を知っておいた方が選びやすいと思います。

前回はタンクレストイレのTOTOネオレストについて書きましたが今回はTOTOの一体型トイレについてお話したいと思います。

一体型トイレとは

 

一体型トイレとは、便座と貯水タンクが一体となったトイレのことです。

通常のトイレだと便器・タンク・便座がそれぞれ独立しているので凹凸や隙間が多数ありますが、それを極力抑えたデザインになっているのが一番の特徴です。

このスッキリデザインによってお掃除のしやすいトイレになっています。

また、貯水タンクが独立しているものよりも高さが低く、全体的にコンパクトになっているので、見た目がすっきりとして清潔感があるのが特徴です。

TOTOの一体型トイレはGGとGG-800の二つのラインナップがあります。

GGはぱっと見た感じはタンクレストイレのようですがタンク式です。

タンクレストイレの場合は定水圧の環境だと設置ができませんが、タンク式なので水圧に関係なく設置することができます。

TOTO GG

GG-800は高さを抑えたタンクがついていて、タンク上部の手洗いボウルが広々としています。

これによって水はねしにくく、手が洗いやすくなっています。

TOTO GG-800

 

ではここから一体型トレイのメリットとデメリットについて紹介しましょう。

一体型トイレのメリットとは
 
●掃除がしやすい

まず最初のメリットは一体型トイレは従来の組み合わせトイレに比べて掃除がしやすいところです。

これはタンクと便座が一体になっている事により、組み合わせトイレよりもつなぎ目や段差が少ないからです。

ほこりが溜まる隙間もすくなくなっている為、掃除の手間が比較的少ないです。

●コンパクトでスタイリッシュ

一体型トイレはすべてのパーツがまとまっているためコンパクトですっきりとした物が多いのも特徴です。

そのためトイレ空間が広く使えるというメリットがあります。

また空間を広く使うという意味ではタンクレストイレという選択肢もありますが、一体型トイレの場合定水圧でも設置できる、タンク上部に手洗のあるタイプもあるため幅広いニーズにこたえる事が可能です。

 
一体型トイレのデメリットとは

それではここで一体型トイレのデメリットについてです。

 
●故障したときの修理代が高額になることが多い

トイレの故障でよくあるのが温水洗浄便座の故障ですが一体型トイレの場合

タンクと便座が一つになっているため便座のみの取り換えができないというデメリットがあります。

一体化しているタンクと便座を機能部と呼んでいますが、ウォシュレットが故障して修理不可の場合はこの機能部一式の取り替えとなります。

年数が経過して同製品の製造が終了している場合は代替え品への交換となりますが、代替え品の製造も終了している場合は便器を含めたトイレ一式の交換となります。

ほかに機能が複雑な分タンク内部の部品修理もメーカーのメンテナンスでの対応となるケースが多いです。

そのため修理にかかる費用が一番のデメリットと言えるでしょう。

従来の組み合わせトイレでウォシュレットのみ交換することに比べると、機能部一式の交換、もしくはトイレ一式の交換となりかかる費用が大きくなります。

水洗トイレの歴史や種類について

朝起きてから夜寝るまでに家でも外でもよく使うのがトイレです。

そんな私たちの生活には必需品のトイレについて、リフォームとはちょっと違いますがトイレの基本的なことについて書いてみたいと思います。

トイレの種類

昔からあるトイレですが、現在では三つの種類に分けられます。

・汲み取りトイレ(通称 ぼっとん便所)

・簡易水洗トイレ

・水洗トイレ

この中から今回は水洗トイレについて書きたいと思います。

水洗トイレの歴史

水洗トイレをウィキペディアで調べてみると、「水勢により汚物を洗浄して衛生的に処分するための機能を持ったトイレ」という風に説明されています。

ちょっと小難しく書いてありますが、要はお水で流すトイレですね。

古くはローマ時代の遺跡やインカ帝国の空中都市と呼ばれているマチュピチュからも遺構が発見されています!

日本では藤原京の遺構からも水洗トイレの跡が見つかっています。

戦国時代の武将、武田信玄は用を足した後に鈴を鳴らして家臣に水を流させていたそうです。これも立派な水洗トイレですね。(笑)

こういった話を聞くと、水洗トイレって昔から私たちの生活に根付いたものだったことが想像できます。

だからこそ、より清潔でより快適なトイレへと、どんどん進化しているんでしょうね。

水洗トイレの種類

水洗トイレは洗浄方式や形などによっていくつかの種類があります。

フラッシュバルブ式トイレ

フラッシュバルブという装置でお水を流すタイプのトイレです。

 

・フラッシュバルブ式小便器

フラッシュバルブ式小便器

主に男性用で立ったまま用を足す形になっています。

便器洗浄はフラッシュバルブという装置を使い、ボタンプッシュ式やセンサー式があります。

 

 

 

 

 

・フラッシュバルブ式大便器

フラッシュバルブ式大便器

男女ともに用いるトイレで洋式と和式があります。

便器洗浄はフラッシュバルブという装置を使い、レバー式やセンサー式などがあります。

一定以上の水圧が必要なためフラッシュバルブにお水を供給する水道管は25A以上が必要です。

タンク式トイレ

タンクにお水をためてそのお水で流す対応のトイレです。

・ハイタンク式トイレ

ハイタンク式トイレ

タンクが高い位置に設置されたトイレで、タンクからぶら下がっている鎖を引いて洗浄管を流れてくるお水の勢いで流すトイレです。

洋式と和式がありますが、最近はあまり見かけなくなりました。

・ロータンク式トイレ

タンクが低い位置にあるトイレでレバーハンドルなどを操作して流すトイレです。

タンクの形によって種類が分かれます。

 

 

・隅付きロータンク式トイレ

隅付きトイレ

三角形のタンクがトイレ室内の角に設置されていて、そこから洗浄管を通して流れてくるお水で洗浄するタイプのトイレです。

 

 

 

 

 

・平付きロータンクトイレ

平付きトイレ

四角く平らな形のタンクが便器後方に設置されていて、そこから洗浄感を通して流れてくるお水で洗浄するタイプのトイレです。

お風呂・洗面・トイレが一緒になった三点ユニットなどで多く見られます。

 

 

 

 

・密結ロータンク式トイレ

ロータンクトイレ TOTOピュアレストEX

洋式便器の上にタンクがくっついて乗っているタイプのトイレです。

一番よく見かけるトイレですね。

 

 

 

 

・一体型ロータンクトイレ

一体型トイレ TOTOGGシリーズ

タンクと便座(ウォシュレットやシャワートイレ)が一体となっているトイレです。

タンクレストイレ

タンクレストイレ TOTOネオレスト

フラッシュバルブ式でもタンク式でもなく、水道直結で洗浄するタイプのトイレです。

洗練されたスタイルや様々な高機能が搭載されたものが数多くあります。

節水機能にも優れています。

TOTOネオレストやLIXILサティスなどが有名です。

このように一言で水洗トイレといってもその洗浄方法や形などによって色々な種類があります。

この他にも便器だけでなくトイレに必要なものを含めて全体をデザインしたものもあります。

システムトイレ

システムトイレ TOTOレストパル

便器・タンク・便座といったトイレ設備だけでなく、手洗いカウンターや収納なども含めてパッケージになっているトイレです。

 

 

 

 

 

どうですか?

毎日何度も使うトイレですが、その種類や形などについてあまり深く見ることはないと思います。

私は職業柄どこへいってもトイレの種類とかが気になるのですが、たまにとても変わったトイレを見かけたりするとそれだけでちょっと楽しくなったりします。

トイレって家族はもちろんお客様も使いますし、一人で落ち着ける場所だったりもしますので、みなさんが家を建てたりトイレをリフォームしたりするときに参考にしてもらえればと思って紹介してみました。

トイレが素敵なおうちっていいと思いませんか?

トイレリフォーム | 便器交換のきっかけ

トイレ交換のきっかけ

陶器でできた便器そのものは割れてしまわない限り長く使えますがタンク内の部品やパッキンなど経年劣化で痛んでしまうためトイレの耐久年数は15年前後と言われています。

故障やひび割れ

陶器で出来た便器やロータンクがひび割れて修理出来ない場合や、トイレがよく詰まるようになった事がトイレ交換のきっかけの一つとなります。

このトイレがよく詰まるようになる原因として考えられるのは、便器内の排水経路に尿石がこびりついた場合や、便器ふちのタンクからの水が出てくる小さな穴が尿石でふさがって便器ふち全体から均等に水が出なくなって、うまく渦を巻かなくなることなどが考えられます。

便器は大丈夫だけどタンクがダメになってしまってトイレ交換をする方も多くいらっしゃいます。

これはタンク内側に結露防止の発砲スチロールが貼り付けられているタイプのタンクの場合に、陶器のタンクと発泡スチロールの間に水が溜まってしまい水漏れや動作不良を起こすようになってしまい、タンクの交換が必要な場合などです。

タンクだけの交換はまだ製造されているタンクの場合は可能ですが、すでに製造終了しているタンクの場合はできないことが多いので、その際に便器タンク一式交換される方が多くいらっしゃいます。

またトイレの水漏れなどで部品修理が可能であっても現在のトイレは使用水量も少なく、20年前の便器の3分の1程度になっているのでランニンングコストを考えて便器交換される方も多くいらっしゃいます。

TOTOによると4人家族(男性2人、女性2人)の場合での比較で

1987〜2001年までの使用水量13リットルのトイレに比べ、現在の節水便器は年間約15,000円の水道代の節約になるそうです。

年間15,000円ということは10年で150,000円、15年で225,000の節約になりますので、この水道代というランニングコストまで考えると、便器を修理するよりも便器交換する方がお得になる場合も多々あります。

トイレ空間を綺麗にしたい

トイレが古くなるにつれ便器や壁・床の汚れが目立つようになり綺麗なトイレにしたいという思いが便器交換のきっかけになることもあります。

見た目だけではなくトイレの臭いが気になってなんとかしたいという方も多くいらっしゃいます。

これらのきっかけでトイレリフォームされる場合は、便器のみならず壁のクロスの張替えや床の張替えなどトイレ室内全体を綺麗にリフォームされる方が多いです。

広島市安佐北区トイレリフォーム前築20数年のトイレのリフォーム前の様子です。

広島市安佐北区トイレリフォーム後上の写真のトイレのリフォーム後の様子です。

(上で紹介したトイレリフォームについては事例紹介のページで詳しくご紹介しているので是非ご覧ください。)

家族・住環境の変化

ご家族の介護がきっかけでトイレが使いずらくなったり、ご老齢のご両親とのご同居や逆に若い世代とのご同居がきっかけでトイレをリフォームされる方も多くいらっしゃいます。

介護が必要な方やご高齢の方の場合に多いトイレリフォームは

  • 和式トイレから洋式トイレへのリフォーム
  • トイレ内への手すりの設置
  • トイレ内の段差をなくしてのバリアフリーリフォーム
  • 普通便座からウォシュレットへの交換

などが挙げられます。

若い世代とのご同居の場合に多いトイレリフォームは

  • 和式トイレから洋式トイレへのリフォーム
  • 普通便座からウォシュレットへの交換
  • タンクレストイレへの便器の交換
  • トイレ内のクロスやクッションフロアなどの内装リフォーム

などが挙げられます。

このようにトイレのリフォームをされるきっかけは様々ですが、実際にトイレリフォームをされると皆さんとても喜んでくださいます。

やはり毎日何度も使うトイレですから、ただ用を足すだけではなく、快適に気持ちよく使えた方がいいですよね。

これからも私たちは皆さんに喜んでいただけるように、迅速丁寧を心がけて皆様のトイレのリフォームをさせていただこうと思いますので、お気軽にご相談いただければと思います。

トイレリフォーム時の便器の選び方 | ネオレスト

弊社はトイレを専門にリフォームをさせていただいていますが、お客様とお話ししているとリフォームについて事前にご自身やご家族とプランをしっかりと考えておられる方もいれば、まだ漠然としか考えていなくてこれから一緒に考えてくださいという方まで、様々です。

最近ではインターネットで検索すればかなりの情報が得られますし、例えばTOTO商品などはTOTOショールームで実物を見ることもできます。

ですが、検索の情報量は多すぎて逆に分かりにくかったり、ショールームにはなかなか行けないという方もたくさんいらっしゃると思います。

なので、少しでも皆さんのご参考になればと思い、TOTOトイレの種類やその特徴などについてこれからご紹介していきたいと思います。

便器の種類

水洗トイレや簡易水洗トイレ、汲み取りトイレなどトイレは排泄物の処理方法によっていくつかに分類されます。

今回はリフォームの参考になればと思って書きますので、水洗トイレの和式トイレや簡易水洗式トイレ、汲み取りトイレなどではなく、一般的な水洗トイレの洋式トイレに絞っていきたいと思います。

水洗トイレの洋式トイレもその形状から大きくいくつかに分類されます。

  • タンクレストイレ
  • 一体型トイレ
  • 組み合わせトイレ
  • 隅付タンク式トイレ

などです。

各々の特徴などをTOTOの商品を例にご説明したいと思います。

今回は最近のトイレリフォームでとても人気のあるタンクレストイレについてです。

タンクレストイレ
 

その他の通りタンクのないトイレです。

TOTOネオレストは美しいデザインと、その美しさを保つための最先端のテクノロジーが搭載されたTOTOトイレのフラッグシップモデルです。

一番の特徴はやはりそのフォルムです。

タンクがないことでとてもすっきりとした見た目で、これを設置するだけでとてもお洒落で高級感のあるトイレに生まれ変わります。

無駄なつなぎ目や凹凸などがないのでその美しさがより際立っています。

機能面でも現状のTOTOトイレの最先端の機能が搭載されています。

主な機能は

  • きれい除菌水(便器・ウォシュレットノズルを除菌)
  • においきれい(脱臭)
  • セフィオンテクト(ナノレベルのガラス層コーティング)
  • プレミスト(使用前に便器にミストを吹きかけて汚れがつきにくくします)
  • トルネード洗浄(渦を巻くような洗浄でしっかり洗浄します)
  • 節水(洗浄水量3.8リットル)
  • オート機能(オート開閉・オート洗浄)
  • 室内暖房

などなど盛りだくさんです。

大きく分けるとネオレストは4機種7グレード展開していますので、上記の機能などから必要な機能や好みの形状から選ぶことができます。

ネオレストNX(税抜604,000円)

ネオレストAH(税抜412,000円or364,000円)

ネオレストRH(税抜412,000円or364,000円)

ネオレストDH(税抜316,000円or295,000円)

上記の価格は基本的な価格になります。しっ際には各々の細かな条件の違いなどによって多少の金額の変動があります。(排水芯や給水の位置など)

ただ、ネオレストを設置する際にネックになるのは手洗いです。

ネオレストはタンクがありませんので手洗いがついていません。手洗いが必要な場合は別途手洗いを設ける必要があります。

もともとトイレに別途手洗いがある場合はいいのですが、ない場合に躊躇してしまいます。

そういった場合もご心配はいりません。

ネオレスト専用の手洗い付のワンデーリモデルというプランがあります。

このワンデーリモデルの大きな特徴は新しく設置する手洗い水栓の給水(水道管)と排水管を新たに設ける必要がないことです。

既存のトイレの給排水を利用して手洗いを設置することができるため、工事が大掛かりにならず、ほぼ1日で完了します。

TOTOにはワンデーリモデル以外にもネオレストやそのほかのタイプのトイレにも使える素敵なレストルームドレッサーが揃っています。

こちらはワンデーリモデルと違い、手洗い用の給排水工事なども必要になりますが、それをするだけの価値が十分にある高級感と利便性を兼ね備えています。

「プレミアムシリーズ」「コンフォートシリーズ」の2種類のシリーズがあり、収納キャビネットやカウンターの形状やカラー、手洗い洗面器や水栓、照明や化粧鏡、ペーパーホルダーやタオルかけや手すりなどのアクセサリーなどなど、様々なものからお客様のお好みとトイレ空間の広さなどから選定して設置することができます。

今回ご紹介したネオレストは他のタイプのトイレと比べるとリフォーム工事にかかる金額が幾分高めです。

ですがその機能と美しさでトイレ空間が快適でくつろげる自慢のトイレに変身します。

リフォームをお感慨の際には是非参考にしてください。

お⾒積り無料!まずはお気軽にご相談ください。

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